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神経ブロックによる痛みの治療

神経ブロックによる痛みの治療神経ブロックとは、麻酔を用いて痛みを緩和させる治療法です。

神経ブロックは一時的な効果しかないのでは? 薬が切れたら元の状態に戻るのでは?」と思われがちです。しかし、下記図のように人は痛みが長く続くと、痛みをより感じる状態に陥り、痛みが慢性化してしまうことになります。
神経ブロックの重要な効果は、麻酔によって興奮した神経や組織を落ち着かせこのような「痛みの悪循環」を断ち切ることにあります。

神経ブロックによって局所に投与された麻酔薬は、通常3-6時間程度で体に吸収され効果が切れてしまうはずなのですが、痛みの悪循環に陥った方の場合は、数日間またはそれ以上の効果を認めることが多いです。逆に短時間しか効果を認めなかった方の場合は、痛みの悪循環を介さずとも痛みが強い状態であるとも考えられるため、その後の治療方針の決定に役立つことも多いです。

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